縁起物 陶器 | 狸

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たぬき

たぬきは「他を抜く」という意味で繁栄の縁起物です。 狸には八相縁喜といって、八つの意味があります。

笠 思わざるは悪事災難避けるため 用心常に身をまもる笠
目 何事も前後左右に気を配り 正しく見つむることを忘れめ
顔 世は広く互いに愛想よく暮し 道を以って務めはげまん
徳利 恵まれし飲食のみにことを足利て 徳はひそかに我につけん
通 世渡りは先ず信用が第一ぞ 活動常に四通八達
腹 もの事は常に落つときさりながら 決断力の大胆をもて
金袋 金銭の宝は自由自在なる 通用をなせ運用をなせ
尾 なに事も終りは大きくしっかりと 身を立てるこそ真の幸福

徳利狸・酒買い小僧型は、信楽で明治時代に誕生したと言われています。 最初に造ったのは、狸庵の初代藤原銕造です。
修行時代に京都で見た腹鼓狸の姿を縁起物としてやきもので作ったのが始まりといわれています。 信楽の狸が全国的に名前が知られるようになったきっかけは、昭和天皇が信楽を訪問され、たくさんの狸に歓迎されたことに感動され、「をさなどき あつめしからに なつかしも しがらきやきのたぬきをみれば」と、歌を詠んだことからです。